染色整理仕上機械など産業機械の設計・製造・販売
花山工業株式会社
国内繊維産業の海外展開について
これからの海外展開の方策
繊維関連企業(約120社)の新春アンケート結果を見ると、下表のように今年も海外展開を拡大する企業が増加すると予想されています。 背景には先月述べたように、アジア諸国の急成長とTPPやEUとのFTAなど海外展開しやすい環境の整備が進むことの期待感からです。 そしてもう一点は、中国を中心に加速している環境問題対策にあります。 ですから、日本の生産技術を活用して海外工場で良品を生産し、国内外で販売を拡大していくことが、これから成長を続ける一つの方策と思われます。  表1 繊維製品の海外生産 hanayama20180201 表2 繊維製品の海外販売 hanayama20180202 表1、2をご覧の通り、拡大すると返答した企業は昨年より増加しています。(引用::ダイセン(株)繊維ニュース) 表3 海外生産で重視する国・地域の支持率 hanayama20180203
当社の取り組み
これからも繊維加工生産設備の増設は、ベトナム、インドネシア、中国を中心に進む中、長期的にはインドも有望だと考えております。 機械メーカーとして、タイムリーに生産設備を増強し、海外展開を図っていくことが重要です。 さらに、装置の機能としてはこれまで以上に省エネルギーや環境に配慮したタイプが求められると考えております。 当社は、顧客と連携を密にし、これらの要望に迅速に対応していきます。