わが社の精練・洗浄機の温度分布測定を実施しました。
当社精練・洗浄機の浴槽内温度分布に関して詳しく調査を行いました。
精練・洗浄工程では、処理浴温度が重要なファクターとなるために、浴槽内の温度管理がとても重要です。
今回は昇温時から高温に至るまで、浴槽内の計12カ所に温度センサーを設置し温度分布の測定を実施しました。
試験方法
◆浴槽の上層部、下層部それぞれ6ヶ所に温度センサーを設置する。
(センサーを大きな金属製枠の複数個所に装着し浴槽に沈める)
◆生地を動かさない状態で常温より昇温を開始し、昇温(98℃)10分後より生地稼動をスタートさせ、その状態で10分間温度を測定する。
検査結果
グラフのように浴槽内上下の温度ばらつきは非常に少なく、安定加工が可能と判断されました。
厳密には±1℃の範囲内で温度コントロールがなされていました。