食材で抗ウイルス
スパイス・ハーブで抗ウイルス効果確認
エスビー食品(株)と信州大学農学部の共同研究グループは、食材に使用されるスパイス・ハーブ抽出物にインフルエンザウイルス感染を抑える効果を確認と発表しました。今回効果を確認したスパイス・ハーブには、カレーのスパイス「クミン」やお菓子等に使用される「シナモン」、日本食と関係の深い「わさび」など身近なものが多く、今後どのように活用されていくのか注目されそうです。(引用:ヱスビー食品HP)
お茶染め製品で抗ウイルス効果確認
(株)伊藤園は、自社独自のお茶による染色技法「T-LIFE」を活用した「緑茶から生まれたカテキンマスク」の不織布口元材や「カテキン染タオル」のタオル生地を用いた抗ウイルス試験で、抗ウイルス効果が確認できたと発表。タオル地にカテキン加工を施した「カテキン染タオル」は、抗菌や消臭効果があるほか、院内感染の原因菌にも効果があるタオルとして一部店舗で販売されています。また近年は、緑茶の輸出が急増しており、21年度の輸出量は前年比17%増の617トン、9年前の2012年に比べると約3倍にも。大量に発生する使用済み茶葉を利用したこれら製品は、資源の有効利用にも貢献する環境にやさしい商品として期待できます。
(引用:(株)伊藤園HPより)
先般、大阪公立大の研究チームにより、唾液に含まれる特定のたんぱく質に新型コロナウイルスの感染を防ぐ働きがあることが国際科学誌にて発表されました。 今後は自然が生み出す成分や人が持っている力に着目した新型ワクチンの研究開発が期待されます。