繊維産業の環境・安全対策(2)
洗浄液の熱回収について
繊維加工の準備工程で実施される連続洗浄工程は、一般的に高温(90℃以上)で行なわれます。
洗浄液は通常、最後尾の槽から順に前層へオーバーフローさせたのち、排水することが多く、廃液中に混ざってくる繊維を除去する事は煩雑な作業になります。
そんな中、廃液の熱回収と同時に、繊維屑の除去も容易にした装置が「エコメリット」です。
余分なエネルギーを使用せずに、高効率で熱回収ができるエコメリットを、当社の洗浄機と一緒に組みあわせる事で、環境にやさしい効率洗浄作業が可能となりました。
エコメリットとは
「エコメリット」は朝日加工(株)の製品です。
「エコメリット」は1台で給排水共に、10t/h(MAX)の処理が可能です。
熱回収した水は洗浄水やボイラー用温水として利用できます。
エコメリットの概要
(引用:朝日加工(株)HP)
組みあわせてエコな効率洗浄作業を可能に
当社の連続精練洗浄装置 | 繊維屑除去作業 |